第5回かごしま移住・交流ワークショップが8月23日、東京有楽町駅前のかごしま遊楽館で行われた。鹿児島県の主催、「NPO法人屋久島移住ネットワーク・緑の風」協力による『屋久島移住セミナー・交流ワークショップ』のテーマは「大自然で子育てを考える」。
(第5回ワークショップの案内記事はこちらから)

参加は、二組のご夫婦を含む7名とお子様2名。定員内に収まって、これくらいがじっくりお話をするのにちょうど良いかもしれない。今日の進行は、前半を「屋久島移住セミナー」として屋久島の山村留学の説明と移住体験者の子育ての事例報告。後半をフリーディスカッションのワークショップと、希望者への移住相談とする予定。かごしま遊楽館移住担当窓口の野田課長のご挨拶でスタート。
NPO緑の風が今年1月に行なった「屋久島移住体験ツアー」の参加者数人から、屋久島で子育てを考えたいとの希望を聞いたのが、今回のテーマに教育問題を取上げたきっかけだ。夏休み時期というタイミングもいいのではと。
屋久島の山村留学は全国的に知名度が高いようだ。参加者のほとんどが制度の概要をご存知だったので、NPOからは、屋久島町の教育委員会や地元に取材したかめんこ留学とまんてん留学の現状をお話した。いままで大きなトラブルは起こっておらず、体験した児童や親御さんにも、地元にも好評ということ。年々希望者が増えていること。かめんこ(永田地区)とまんてん(栗生地区)は集落が主体だが、ひょうたん島(口永良部島)は町が主体で、今後も充実させていきたいなど。

事例報告では、1月ツアーに参加され、子供さん5人を連れて移住してこられたお母さん(Tさん)の子育て奮闘記を紹介。現在、保育園に1名、小・中学校に2名ずつ通っていること。ものが無い、人に頼ることができない環境に子供たちをおき、自立心を身につけさせたくて屋久島に来たこと。子供たちは、転入当時は馴染むのに苦労した子もいたが、今はそれぞれ友達ができて元気にめいっぱい遊んでいること。Tさんも最初は落ち込んだけれど乗り越えたこと、などなど。
(先月Tさんから聞いた内容は、近々当ブログで詳しくレポートしたいと思います)
次は、Tさんの話の中から参加者に出したクイズ。
質問: 移住するのに一番重要なことはどれ?
回答: (1) 地元との付き合い
(2) お金・経済力
(3) 強い意志
結果は、(1)に3名の回答、(2)がゼロ、(3)が3名。Tさんのご意見は(3)でした。

休憩を挟んだ後半は自由討議と移住相談。今回は、前後の時間も使って約二組と移住についてご相談させていただいた。相談内容は、かめんこ留学の具体的な問題。制度の詳細や、屋久島の他の小学校への短期留学の可能性についてなど。直ぐにお答えできないことは、現地で調べてお知らせすることに。
教育関係をテーマにした場合、やはり熱心な親御さんがいらっしゃると改めて確認。当NPOの中には、屋久島全体を教育体験場にしたいという意見もあり、今後の事業計画について検討中。
自由討議の時間、沖永良部から参加された三沢氏が、鹿児島県の南端の島からと自己紹介。沖永良部は奄美群島の中の大きな島。農業が盛んで、花きの栽培・出荷は県内随一。現在、えらぶ移住支援センターを設立し、移住・交流のサポートを行なっているとのこと。
参考:
≫「屋久島発 田舎通信」ブログ: まんてん留学
≫「屋久島発 田舎通信」ブログ: かめんこ留学
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ちょうどこの日、遊楽館1階の物産コーナーでは、「薩摩川内・甑島フェア」が開催されていた。7月5日かごしま移住セミナーでご一緒した薩摩川内市役所の皆さんが揃いの半被姿で、甑島(こしきしま)特産のキビナゴや、岩海苔、天然塩、芋焼酎などを販売。フェア二日目だったので、キビナゴは完売状態だった。
次回の遊楽館ワークショップは9月13日、「奄美を知り大自然の暮らしを考える」をテーマに『奄美交流ワークショップ・移住相談』を行ないます。6月14日第3回ワークショップとほぼ同じ内容です。
参加のお申し込みやお問い合わせは、かごしま遊楽館9階の移住相談窓口(TEL:03‐3506‐9177)へ。お待ちしております。