日 14 12 月 2008
第9回かごしま移住・交流ワークショップが12月13日(土)、東京有楽町駅前のかごしま遊楽館で行われた。「奄美・沖永良部島の暮しを考える」をテーマに、島の紹介と移住相談、質疑応答などの内容。
冒頭、主催側から「年内最後のワークショップとなりました」と、かごしま遊楽館移住相談窓口の野田課長がご挨拶。

続いて、えらぶ移住支援センター三沢代表が、「遊ぶ島より暮らす島」沖永良部を丁寧な作りの資料を元に案内。
沖永良部島は奄美諸島の南西部、与論島の北方に位置し、面積約94平方キロ、人口約14500人(屋久島よりちょっと多い)。知名町と和泊町があること。花と野菜が基幹産業。一年中花が絶えない島で、春のフラワーフェスティバルは有名。西郷さんも滞在したことがある。
島へのアクセスは空と海の定期航路のほか、沖縄からチャーター便のエアドルフィン(意外と安い)がある。ダイビングは、目の前でイソマグロなど大型回遊魚が見られ特別ダイナミック等々。

花の島で農業をやりたいという30代男性や定年後の移住先を探しているという50代男性など、一般参加者とスタッフ・関係者合わせて12名の参加があった。鹿児島県事務所の会議室(遊楽館9階)は満杯。老後をペットたちと暮らしたいという女性は、7月のかごしま移住セミナーや先月の鹿児島市ワークショップにも参加された方だった。
「数年前から移住サポート業務を始め、移住支援コンサルティング(株)を設立。昨年5月大島新聞に掲載された。移住の前のお試し期間として利用してもらいたいため『島暮らし体験ハウス』を運営している(現在休止中)。いままで沖永良部島の移住者は多くないが、ほとんど定着して帰る人は少ない。
住むところを変えようとすると移住になる。沖永良部も移住の候補地に入れて欲しい。えらぶ支援センターを、移住関連業務が集約された窓口として利用して欲しい」と三沢氏。

ワークショップの中でいくつか質問があった。仕事探しへの答えは、病院・福祉関係を除いて仕事がたくさんあるわけではないが、収穫期は猫の手も借りたいほど人手が足りない。ハローワーク情報でというより、口コミで仕事を探す人が多い。これは住宅・土地探しでも同じ、とのこと。
沖永良部は農業の島。長年手間隙かけて農地を整備してきて、年収一千万円を超える農家もたくさんある。だから遊休農地は少ない。新規就農のハードルを、これから役場や農協に下げていってもらいたいとも。
昼間人を見かけないがなぜ?との疑問に、奄美市東京事務所長山田氏が、島人は暑い日中を避けて朝夕涼しいときに勤勉に働いている、夜は飲み会やらでにぎやかだと説明。
島に二町あるが行政(の支援)は?の質問に、和泊町の三沢氏に代わって山田氏が事情を説明。両町が合併しない理由はいろいろあり、一町にはしばらくならないだろうとのこと。三沢氏が、支援センターが町に働きかけ商工会や観光協会などと移住促進の連絡協議会を立ち上げることになったこと、知名町と一緒に島全体で移住者を受け入れる機運を盛り上げていきたいと話した。

後半参加された奄美旅行センター(本社・与論町)代表本園氏から、「沖永良部島と与論島はよく似ている、どちらも海から浮き上がってできた隆起サンゴの島、だからハブがいない。違いは、沖永良部は農業立島、ヨロンは観光立島であること。島暮らしに慣れるまで時間がかかるかもしれないが、暖かい南の島なのでのんびりできる。
私はふるさと回帰運動にも参加している。第一線を退いた方も若い人も、島へ何かを持って来てほしい。受け入れサービスの提供を求めるというよりも、希望を言ってほしい」と話しがあった。
今回のワークショップの資料請求や沖永良部島への移住について問い合わせは、かごしま遊楽館9階の移住相談窓口(TEL:03‐3506‐9177)へ。
※参考: 沖永良部島で田舎暮らし~えらぶ移住支援センター
次回のワークショップは1月17日(土)。「霧島市移住・交流ワークショップ・移住相談~おじゃんせ(おいでください)霧島市~」を開催予定。続く2月・3月は、屋久島の案内やいままで一年間のワークショップのまとめを考えている。
(2008年度ワークショップの日程・内容一覧PDFはこちら)

























