月 12 5 月 2008
5月2日から3日にかけてミャンマーを襲った大型サイクロン「ナルギス」の災害に、世界中から支援の手が差し伸べられようとしている。一方ミャンマー側では支援スタッフの入国を制限したり、本格的な救援活動を行っていないとの報道があり、百万人を超えると言われる被害者の窮状が心配されている。
軍事政権が国を閉ざしている中で伝わって来る情報は少ないが、だからといって関心を持たなかったり直ぐに忘れていいということにはならない。アジアの隣人を助けるのはお互い様といえよう。

手軽に募金する方法として、インターネット募金がある。ポータルサイトYahoo!のミャンマーのサイクロン被害支援活動情報に掲載されている各団体でも、募金を受け付けている。赤十字やユニセフなどの国際機関や、医療・難民支援を行っているNGOのリストがあるので、好きな方法が選べる。
私は現地スタッフが居るという数団体にささやかな寄付をした。認定NPOなど、寄付金に対する税金控除を受けられる団体が多くあるので、控除を受けたい場合は領収証をしっかり貰うとよいだろう。
いま私たちの生きている地球でさまざまな問題が生じている。戦争、貧困、環境破壊、水・食糧不足、自然災害、etc.。地球温暖化がサイクロンの巨大化を生んだり、環境対策のバイオ燃料が貧困を拡大したり、戦争が物価高騰を招いたり、それらは相互に関連し、更にグローバリゼーションが問題を拡大している。
それに対し、国の枠組みを超えたNGOやNPOなど多くの市民団体が、さまざまな課題に取り組んでいる。世界には報道されない真実も多い。マスコミが報じない問題を、ネットの利用などで知らせているのもまた市民の動きだ。NGO・NPOなどの市民活動を、Yahoo!ボランティアのようなサイトが応援しているのは心強い。
ヤフーは「社会的な取り組み」コーナーの中で、「災害情報」や「みんなの政治」など公共的な問題への情報提供を行っている。ビジネス一辺倒だったIT業界が、社会貢献活動への気遣いを示すほど安定した業種となった証左といえよう。
環境やエネルギーの問題に最初に取り組んだのは市民運動だった。もったいないもそう。アースデイやキャンドルナイトの活動も、地道な市民の運動の輪が広がって大きくなった。いまや大手の広告代理店やIT企業がビジネスとして取り扱っている。全国各地でこれらのイベントが行われ、更にそれをきっかけに市民活動のネットワークが広がる。
NGO・NPOや地域のボランティア活動に加わる人々は増え続けている。身の回り以外に関心を持たない事なかれの風潮が社会にはびこっているが、世の中の役に立ちたいと積極的な人はたくさんいるのだ。それらの人々は、先ず身の回りにある問題に立ち向かうことから始めていると聞く。
※画像は、Yahoo!インターネット募金のスクリーンショットを勝手に載せました。募金額は刻々変化すると思われるので、直接お確かめください。
