先頃、矢筈岬でゴミ清掃活動を行なってくれた学生サークルの方から、礼状(メール)をいただいたのでご紹介したいと思う。

矢筈岬の海岸清掃

「早稲田大学学生環境NPOの環境ロドリゲスです。
 今回、9月の屋久島エコツアーにご協力をお願いした、矢筈岬での海岸清掃が無事に終了したことをご報告したいと思い、メールを送らせていただきました。
 当日は天候に恵まれ、縄文杉へのトレッキングや海岸清掃など全てのコンテンツをこなすことができました。
 矢筈岬には予想以上のゴミがあり、ツアーを企画したスタッフ・ツアー参加者全員が驚きましたが、清掃終了後には達成感を感じました。
 ツアー参加者からは、『縄文杉を見たことよりも、海岸清掃をしたことのほうが人生を変えてくれた』との声もあり、屋久島エコツアーを企画して良かったと心から思いました。
 このようにスタッフ・ツアー参加者に大きな影響を与えられたのは、NPO緑の風や屋久島に住む方々のおかげだと思っています。
 ほんとに多くの方に協力して頂き嬉しく思いました。また、たまたま旅行に来ていた東京農業大学の方達3名も海岸清掃に参加してくれたりと、人の温かさに触れることができ、貴重な経験になりました。」

矢筈岬の海岸清掃

環境ロドリゲスは、世界遺産地域でのエコツアーをいままでも行なってきたそうだ。この春先、屋久島で海岸清掃を行ないたいので現地の状況を教えてほしいと、ロドリゲスの山岸さんからNPO緑の風へ連絡があった。当法人も環境保全を活動の趣旨に掲げているので、喜んでご協力することにした。
9月予定のツアーには約30名の学生さんが参加し、島内での学習や清掃ボランティア活動、そして観光を行なうという。海岸清掃は安全第一なので、慣れた方を案内にお願いしたいと思っていたところ、ヤッタネ!調査隊の手塚さんに指導していただけることになった。

そして9月11日、矢筈岬の海岸清掃を行なったとのこと。屋久島の真北に位置する矢筈岬には、漂着ゴミが吹き溜まる場所がある。風向きや潮の流れ、湾曲した地形の関係で、流れ着いたゴミが台風などあっても出て行かず、溜まりやすい場所だ。体力に自身のある若者でも手こずったのではないかと思う。
町役場環境文化財団などが構成メンバーとなっている『屋久島生物多様性保全協議会』の主催で行なったので、拾ったゴミの片付け等の手順は心配なかった。島の方々も加わって、大人数で一気に片付けたとのこと。

矢筈岬の海岸清掃

11日頃は、ちょうど台湾からの流木の群れが屋久島に差し掛かった頃だ。高速船欠航の影響を受けたツアー一行だったが、屋久島の思い出を深く胸に刻んでいただけたと思う。いただいたメールにあったように、屋久島が良い意味での人生の分岐点になるとしたらすばらしいと思う。
私はこのところ東京にて居て、一緒に海岸清掃できなかったのが心残り。その後、せっかく掃除した矢筈岬が流木で埋まったかと思うと残念な気がするけれど、懲りずにまたゴミ拾いいたしましょう。
環境ロドリゲスの皆さん、屋久島をきれいにしてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。

早稲田大学学生環境NPO 環境ロドリゲス
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屋久島エコツアー2009スタッフブログ
http://blog.goo.ne.jp/siretoko2007/