上屋久町と屋久町が2007年10月に合併して初めての屋久島町議会議員選挙が始まっている。任期満了のため。9月15日告示、20日投票。合併特例による現在の議員数22名が、改選後は20名となる。

いま選挙戦たけなわである。宣伝カーが島中を走り回っている。
9月16日の読売新聞からちょっと引用。『33人が立候補を届け出た。立候補したのは現職17、新人16で、党派別では共産1人、無所属32人となっている。(中略)手数料の金額や福利厚生など、合併前から続く格差の是正が主な争点となっている。投票は20日午前7時~午後6時で、同8時から同町宮之浦の町離島開発総合センターで開票される。また、口永良部島の2か所では18日に繰り上げ投票となる。14日現在の有権者数は1万1188人。』

南日本新聞9月10日の記事

選挙公報が配られている。島外の方は、候補者一覧がインターネット新聞JANJANの「ザ・選挙」サイトにあるので見てほしい。
候補者の平均年齢は57.7歳。全員男性である。以前から女性の立候補は限られていたが、今回はゼロ。もちろん、屋久島町に女性議員はいない。議員のブログやホームページは見たことがないし、新しい候補者もサイトを開いてはいないようだ。(もし有ったら教えてください)
女性が家庭を守って雑用をこなし、男性が外向きの仕事を引き受けてきたのが島の生活だ。島外へ出てしまう若者が多いので、いきおい政治は年配男性の役割となる。そんな島社会が長く続いてきたのが屋久島だ。

島外にはチェンジの強風が吹いているが、屋久島はどうだろう?
8月30日衆院選の比例区投票では、屋久島に逆転現象が起きた。鹿児島の離島は強固な保守地盤といわれてきたが、変化の兆しが現れはじめているのだろうか。
観光立島をめざし新たな地域づくりを進めるためにも、若者や女性をひきつける魅力が、大自然のすばらしさだけでなくこの屋久島の社会にも必要だと思う。若者や女性の代弁者が居ると居ないのとでは、政治に対する関心の向き方が異なってくるのではと心配だ。
人口の約1割を占める移住者にとっても、島の行く末に無関係というわけには居られないと思う。若者も、移住者も、選挙には必ず行っていただきたいものだ。

上の画像は9月10日南日本新聞の切抜き。屋久島の記事の中では切り込んでいる。島外の風を受けたのだろうか。
いままでだったら告示の前に当落の趨勢がわかっていたというが、新人が多いので票読みは難しいと聞く。
島の有権者は、どのような意思表示を行うのだろうか。今回の町議選のゆくえに、島の将来がはっきりと見えるのではないかと思う。