水 16 9 月 2009
口永良部島周辺には流木がごろごろしていると知人から聞いた。種子島の長浜に打ち上げられた多数の流木の写真がネットに出ていた。
屋久島は15日から町議会議員選挙に突入したが、投票日の20日をはさむ連休(シルバーウィーク)は観光業のかきいれどきなので、流木問題が島経済に重くのしかかってきた。
観光協会は町へ要望書を出し、町は県へ要望をあげる。種子島屋久島振興協議会(両島の4市町で構成)や県旅客船協会は、自衛隊の災害派遣など早急な対策を求める要望書を県に提出したそうである。
自衛隊は装備の不備などを理由に動けないとのことだが、県は漁協や港湾・漁港建設協会に対し、流木回収作業への協力を要請。漁船の燃料代を負担するという。既に種子島の漁協関係者は動き始めていた。
人海戦術が有効となり、高速船の運行再開が連休に間に合えば、観光業への悪影響を少しは防げるかもしれない。17日からは、JAC(日本エアコミューター)が鹿児島~種子島に臨時便を飛ばし、1日3往復から4往復へとなるそうだ。屋久島は1日5往復で変わりなし。
選挙の宣伝カーが姦しい割りに、島民は意外とあっけらかんとしているという。フェリーや飛行機が動いているので物資や人員が移動でき、とりあえず困らないからかもしれない。
しかし、来島の人数は間違いなく減っている。レンタカーも前ほど動いていない。ガイド業や宿泊業へのダメージも増えそうだと聞く。
観光客減少で直接影響を受ける人と受けない人とでは、島の外と内とでは、流木問題の受け止め方に温度差が見受けられるような気がする。高速船長期運休の影響の大きさは、しばらく経ってからでないと、はっきり現れないのかもしれない。
