2011年6月9日 市民キャビネット農都地域部会フォーラム2 来場者アンケート結果
(参加230名中、94名回答)
    合計 比率 回答数(94人中)
@年代・性別についてお尋ねします      
(1) 年代     93
  20代以下 12 13%  
  30代 18 19%  
  40代 20 22%  
  50代 22 24%  
  60代以上 21 23%  
(2) 性別     87
  男性 68 78%  
  女性 19 22%  
Aあなたのお住いの区・市町村名を教えてください      
 都道府県名の回答     91
  東京都 50 55%  
  茨城県 9 10%  
  神奈川県 9 10%  
  埼玉県 5 5%  
  岩手県 4 4%  
  千葉県 4 4%  
  高知県 3 3%  
  栃木県 1 1%  
  群馬県 1 1%  
  静岡県 1 1%  
  岐阜県 1 1%  
  京都府 1 1%  
  愛媛県 1 1%  
  鹿児島県 1 1%  
 区市町村名の回答     85
Bフォーラムをどのようにお知りになりましたか(複数回答可)     94
  知人に聞いて 54 57%  
  農都地域部会のホームページ 4 4%  
  市民キャビネットホームページ 3 3%  
  その他のホームページ 8 9%  
  チラシを見て 1 1%  
  新聞・雑誌などのメディア 3 3%  
  その他 21 22%  
C本日の催し全体の評価を教えてください     74
  12 16%  
  38 51%  
  17 23%  
  6 8%  
  1 1%  
D基調講演についてご意見等をお聞かせください     82
  対極と思われる二人の話が聞けて良かった。梶山氏の再生プランにより、小規模森林所有者は同意欲を持てるのか疑問 地域の誰もが取り組める可能性のある土佐の森方式は多くの地域に波及して欲しい。
  小規模林業の効率の良さに驚いた。
  中嶋氏により多く同感することが多かったが、梶山氏の時間が無く急がれていた点あってみた改めていくと聞いたのは良かった。使っていく具体的プランを梶山氏から聞きたかった。
  日本の林業の現状に対する認識を変えることができ、将来の方向性も少し見えた。
  森林のことはあまり知らなかったのでびっくりしました。この業界の方は力強いですね。軟ではない!男の世界だと知りました。
  梶山氏の話で、個々のをまとめると費用がかさむかと思われるものがあったが2003年以降外材が逆転高値である点は参考になった。また、アルバイトが危険と避ける部分を改善する部分は好感が持てた。中嶋氏の話で、実行して利益を上げている点は面白かったが、あのトラック数なら、路網の繋がり次第で中-大林家の搬出との混乱は心配する
  林業林産業に対して"工業的・システマティックん採算再生プラン"と"地域や現場の人の意欲を基にした地域林業"都の対比は面白い。善し悪しはつけるべきでないと思うが、共通するところ共有できる価値基準が見つけられないかと思う。
  日本の実態を理解することができた。将来ビジョンは描けているので実行力あるのみ。
  梶山氏:政策の狙いについて少し理解できました。中嶋氏:小規模林業がこれほど効果的であるとは(教科書レベルの知識の私には)全く知りませんでした。両氏からお話を聞くことができ有意義でした。
  両極の話が聞けて面白かった。
  「土佐の森」中嶋さんの意見に同感します。オーストリアの林業と共通するところがあって将来性ある意見です。
  梶山さんと中嶋さんの思いがけない共通項<「良い山を残す」持続可能な森林・林業を作り出して次世代に残してゆく>が見いだせて良かったです。梶山さんのプランに足りない部分を中嶋さんが"見事に"フォローできるだろうと思います。ひとつだけ中嶋さんに気をつけていただきたいのはエネルギー利用に走る時、利益追求型の剥げたか企業集団から個人を守る仕組みを考えておかないといけないということです。"バイオマス利用"=環境にやさしいとは限りません。
  梶山氏へ:フォレスターには、森林管理・計画に加えて、流通・製品開発など川下(マーケティング)にもかかわる必要がある。日本でフォレスターが力を発揮する場所がどこにあるでしょうか?
  梶山氏:プランの概要は分かりましたが、現在実行しているプランや成果について詳しく話して欲しいです。
  梶山氏の発表は日本林業の弱点を見事についていたと思うが、それをどのように改善していくかの視点があまりなかったように感じ残念やった。そこが聞きたいのに…。土佐の森の中嶋さんの話は目から鱗やって。ただ、国の方針に真っ向から逆のやり方だと思うのでどうやって広げていくのかが見所やと思われる。
  とても参考になりました。今後の活動に大きく影響させていただこうと思います。とくに土佐の森中嶋様のお話はお手本とさせていただきます。
  1.諸外国の例を今までは数十年の間参考にしていなかったのでしょうか?林野庁は何をしていたのでしょうか?集積ともうも相当の補助金がもらえなければできません。2.とても興味深く思いました。しかし山の木を伐ってもお金がかかるだけと聞いています。1立方メートル万円としても手元に残るのですか?+になるのなら皆に進めたいです。
  (人材育成について)メニューやシステムをどのように考えておられるのか、また専門人材育成も資格まで考えておられるのか、知りたい。・感想:大変参考になった。
  中嶋氏の報告は実に面白かった。地球のそれぞれの森林を生かし守るには最適の方法と思う。地理的生態的自然の理にも、人間の自助独力的生き方にも適っている。木材を出した後の利用が今後の課題だろう。同じように大規模大量生産・消費とは正反対の多様な利用が川下側にできるとよいと思います。
  1.梶山氏:森林をどう手入れしてゆくか、その体制をどうするか。このまま放置しておくと森林が駄目になるが、それを防ぐ方策が欠落している。 2.中嶋氏:具体的で面白い。どうやって全国展開してゆくか。
  ある意味真逆の主張の講演をつなげることは新鮮でした。中嶋さんのおっしゃる小規模(30haとか)、中規模(100ha)は、全国的には中・大規模だと思います。
  両者とも日頃展開している主張が前面に出てこなかった。「大人の対応」に不満。
  梶山氏に対して:径の太い木の方が効率的(歩留まり)のいい木取りができるため、それに合った中小製材所にメリットがあるということは新しく目が開かれた。中嶋氏の自伐林業と合わせ長伐期林業持ってゆくことで日本の中小製材所が救われるとしたら地域振興にもできる。夢の実現だと思う。ただ、今後の林齢構成に心配もあるが、また、現在広葉樹が出てないことがグラフでよくわかった。
  土佐の森、理屈ではなく人の気持ちとして心の盛り上がりで、事業が動いていくというところが、素晴らしい。
  時間が短く両名ともやや中途半端に終わったのが残念。
  好対照の主張で興味深かった地域により条件により様々な方法があることが分かった。
  持ち時間が短いせいか説明の足りない部分が多かった。直接の関連性の薄い事例との時間配分も考えてはどうか。
  梶山氏:林業政策の内容、第一人者の論は傾聴に値する更に具体的政策について突っ込んだ話を聞きたかった。中嶋氏:地下林業の育成につき有益な話であった。C材利用の用途(エネルギー利用など)の開発にも触れてほしい。
  梶山氏について:Baseとなる理論構築という方法は正しいと思うが需要面への研究が弱いし、現在Available品質の特性が把握されていないのではないか。
中嶋氏について:目からウロコの心境非常に興味深く聞かせてもらった。
  梶山さんのお話はもう少し核心的なところをお聞きしたかったです。ちょっと物足りなかったかなと。中嶋さんのお話では情報だけは知っていましたが、生の声でお聞きすることができて良かったです。
  ・梶山さんの高性能機械に話は欧米の機械を使えという話のように聞こえてしまうが、そのような機械を国産で作る動きを刺激する意図だったのか? ・林業"だけ"を再生することは可能なのか?農山村の再生・復活という広いすそ野ではどういうあり方がいいのかという枠組みが必要だと思う。しかし専門性のある人材育成という必要性も強く求めたい。
  大変興味深かった。お互いの議論の補完しあう部分をもう少し詰めてほしかった。
  もっと2人の話を中心に意見を闘わせてほしかった。
  大規模隣家と小規模隣家の施業等のシステムはそれぞれに合致したものを利用してゆく必要があるということがお二人の話から分かりました。今後森林・林業再生プランによってどのように変化がもたらされていくかを見てゆきたいと思いました。
  現在の日本の第一次産業の低迷、第二次産業の後退、地域格差これらの根本的理由は生産性を重視したことで生まれた「分業化」にあると私は考えています。今、何をすべきかを考えると副業、複業は全く賛成です
  これからの林業が大規模集約化、小規模自伐型の2つの側面で可能性があるのだと改めて確認できた。
  ・日本林業の衰退が過伐によるとデータ分析されているが、それだけが理由なのか疑問。 ・副業として自伐林家を育成する実践は大変興味深い。
  自伐林家の進めのお話で林業が非常にもうかるということでしたが、トータルコストの面でどのようになっているのかが知りたかったです。(収入のお話が多く、支出のお話を聞いてから判断したいです)
  写真やグラフを多用した梶山さんの講演は、世界と日本の対比が鮮やかで、直接的であるがゆえに、日本の林業に絶望感すら覚えました。今後は分析から具体的解決策への移行が重要かと。高地での取り組みは原状解決策として素晴らしいと思います。将来的には主伐搬出を見据えて、路網インフラ、大型機械、プロの技術も導入されていくのでしょうか。
  梶山さんのお話はその先についてどうしていくのかが聞きたかった。難しい問題だと思う。特に東京の山では・・。
  中嶋氏の主張する自伐林家(=農家林家)が森林・林業再生プランでお手本としたドイツで主体となっていることはもっと注目すべき事象であると感じました。
  是非岩手で特に津波被災地で土佐の森救援隊で自伐林業を展開してゆく上で指導・支援をいただきたい。

 
他にも40件のご意見がありましたが、内容が重複する等のため略させていただきます。
 
E事例発表についてご意見等をお聞かせください     55
  具体的取り組みを伺い参考になった。まだまだ詳しく聞きたかった。住宅メーカにも出てきてお話して欲しかった。
  鳥本氏の森林の包括的利用によって化石エネルギーと置き替ることは大変優れている。植林→伐採→香料・薬品/バイオマス/建材等循環サイクルが必要
  武田氏の発表は単なる商品紹介のようでもの足りなかった。大学の先生の話は難しくてわからなかったが、今まで全く知らなかった木材利用の方法を紹介してもらって大変良かった。
  武田氏:活動の内容わかりやすかった。(具体的に事例が豊富に紹介されている)ビジネスモデル事例はとても参考になった。塚本・鳥山氏:蒸留技術・蒸留液の特性にあって興味深い。特定農薬としての効能に感心した。
  持ち時間の割りに内容が多く発表の仕方としては問題が感じられた。
  武田氏→どんどん木材利用を進めていただきたい。鳥本両氏→1ℓあたりの販売価格を教えてほしかった。日本の木ではだめなのか。
  町にも軽トラとノミとノコギリで楽しげに家を作っている職人もいる。家具屋や工芸家その他多くの小さな生業がある。またこのような清算と利用に共感する市民も多くいるに違いない。林業を国の決める産業、国の管理・資格による管理が必要か。人の自然性・知恵・熱意こそ仕事の源泉である。
  理念は分かるが、マーケティング論が弱い。もちろん、行政の許認可の壁が大きいのだろうが。
  1.武田氏:経験が浅く(1年)まだコメントする段階ではない。 2.鳥本氏:カナダの木を使うのではなく国産材を使うかカナダの木を導入して日本で植林してプロジェクトを行う必要があると思う。
  新しい知見を得れて面白かった。樹木成分抽出についてはとても興味があった。
  川下代表と言うには特殊すぎ。会の趣旨にも合わず良い点のPRしすぎ。これで「ふっこうしえん」になるのかぎもん。
  全体的な話は良くわかったのですが、もう少しポイントを絞った話も聞きたかった。例えば、気遣い運動に関しては公共建築物木造化の流れ(各自治体民間への波及が大きくなると思う。)に対する取り組みとか、今後の木材に対する取り組みを聞きたかった。またドリュアスに対しては、木材の中のどの成分がどのような仕組みで効果をもたらすのか知りたかった。
  各々持ち時間15分でこれほどの資料をならべられてもわけがわからなくなる。要点を絞った資料が無いと、私のような素人には完全に理解不能
  「森林・林業への再生へのアプローチの仕方」というテーマと講演者との関連性が薄いと感じた。議論を深める手段だったのか疑問に思う。
  山林再生ができることが見えてきたとの印象を受けた。WRCの高機能は驚き。
  発表時間が短かったため、駆け足での説明であった。
  やっていることは何となくわかったが、今回のフォーラムに必要であったかは不明
  農薬等の利用については面白いなと思いました。成分を取りきった材は残るのかどうかについてが気になりました。残材が残る場合の利用もできれば、材を有効に利用できるのかなと思いました。
  ・木づかいが他の代替材料より採算性が高いのか? ・WRC以外の国産の材料を使った製品利用はあるのか?
  マーケット分析に欠けていないでしょうか。コストの話も聞けませんでした。商品PRは場違いですね。パネルディスカッションでも続けるなんてボケボケです。
  「木づかい」の言葉は聞いたことがありましたがNPOが運営しているとは知りませんでした。参考になりました。ドリュアスさんの製品はなんだかよくわからなかったです。
  木材から抽出される色々な活用方法の事例はとても教興味深かった。
  活用できそうなヒントがあった。
  木づかいの方は、割と旧メディア(ラジオ-TV-パンフレット)など使ったPRで目新しいやり方が無く、退屈だと思った。もっと若い人を活動の中心にすえてしたらもっと若い人に伝わる活動ができるだろうと思った。
  武田さん:こんな生活あったらいいなと思わせる身近な感じが良かったです。 ・鳥本さん塚本さん:はっきりいって全部よくわからない。10分の時間であれだけスクリプト用意しないでほしい。会社の宣伝を聞きに来たのではない。

 
他にも30件のご意見がありましたが、内容が重複する等のため略させていただきます。
 
Fパネルディスカッションについてご意見等をお聞かせください     65
  供給量の拡大と需要増との関連が希薄で展望が見えなかった。
  機械化・効率化方式と自伐林化方式の共通点と相違点を知ることができた。
  パネルディスカッションでやっと皆さんのお話が分かりました。皆さん熱いので聞く方が付いて行かれない感じで…
  当然ぶつかるのも仕方ないですか。
  役所の立場上できないところをNPOに注文するとか、NPOや民間が手をつけられない規制等への要望や森林機能の付加価値化・市場化等の施策提言などに話が進められれば良かった。
  パネルディスカッションってほとんどが面白くないんですが今回はとても面白かったです。特に梶山vs中嶋
  「林業再生をいかに進めるか」というフォーラムの題に対して、再生プラン(梶山)に対する批判に終始してしまって残念です。出来れば梶山・中嶋再生プランを作っていただきたかった。
  梶山氏と中嶋氏の方法は全く違う方向から日本の山を見ていますが、大・中・小規模その他に合った再生プランで行わなければと思います。補助金の出し方ももっといろいろな方法があってもいいと思います。
  梶山vs中嶋は中々に良かった。川上と川下と話が繋がらなかったように思うので、全員を巻き込んでのディスカッションを設定するのは難しいと感じた。
  林業は宝の山〜地域再生〜補助金を前提としては問題。大規模にこだわるべきではない。なぜ専業にこだわるのか?副業でも十分再生は可能。むしろ副業であるべきである。きめ細かい対応が外国の事例を十分検討すること。仕組みづくり法制化の見直し梶山氏の主張は納得。
  日本が駄目と言うならなぜもっと以前から取り組まなかったのでしょうか。広域化は難しいでしょうが理論は構築できたはず。長い間官も業も何をしていたのでしょうか。
  高井さんの提言はとても一般的で国民が思っていることに近い言葉だと思いました。システム作りは大切だけど国はやっぱりハードのことを重点を置いていると思った。中嶋さんの話は本当に正しいと思う。もう少し国はソフトのこともそろそろ考えてほしい。中嶋さんのことを広めれば良いと思うなら国の工夫が必要だと思う。ヨーロッパと日本では山の考えが違う。もう少し町の人たちを見て考えてほしい。
  中嶋さんの主張に賛成です。多様化した管理で、ボランティア等を活用するのは良い。
  テンポの良い司会進行でしたが、事例発表の方々が招かれた理由が全く分かりませんでした。もっと会場からの質問・提案があった(とった)ほうが盛り上がったと思います。
  仕切り、人選ともにバランスを欠く。いっそ梶原氏vs中嶋氏でよかったのでは?
  日本の林業のルールが無いため、インフラも今のルール作りが重要なのは本当にそう思う。しかし最近思うのは、山の現場・製材所に川下のニーズが本当に伝わっているのかと思うことだ。柱・いただけ出せば、また何の工夫(デザイン的なこと)もしなくても出せばいいという考えに良くい出会うが、非常に疑問を感じる。川下のニーズがキチンと川上に伝われば、林業のルール作りは飛躍的に進むと思う。ただ、補助金というもので川下のニーズは薄れがちになるが・・。
  自然は子孫からの預かりものですね。
  「今そこにある危機」を早急に克服するための再生プランという視点は理解できる。ただ、やはり「地域の特性」とこれまでの経過(地域の歴史的なもの)がないがしろにされてないかという疑問は残る。
  ・森林再生プランの成否はまず成功事例を作り拡大してゆくこと。 ・今回の川上と川下の関連性が小さい。 ・梶山氏に集中しすぎた。
  ・林業のルールの課題、路網の設計の基本・制度、興味深い。 ・大規模林業と副業林業にお共存、バランス、今後の重要な論点・森林プランナーの現実と将来、育成の制度、重要だが中身は?
  中嶋氏、梶山氏以外のパネラーも国策などに関心を持つ人を選ぶべき。司会の方は議論の修正が素晴らしかった。
  役人的画一主義と事業形態の多様性の対立は興味深い。
  渋澤さんの質問が大変鋭く、梶山さんのお考えや林業の問題点が分かりやすくなりました。産業としての林業(農業)と暮らしとしての小規模林業(農業)は共存し、バランスが大事というのは大変共感します。
  材の利用という形の事例発表は悪くないと思うが、この短い時間の中で全く土俵の違う事例の方がパネルトークになったことで話がうまくかみ合わなかったのが残念
  政策に絡んだ話題に絞ってほしかった。梶山さん中嶋さんの話をもっと聞かせて
  これからの林業のあり方について、様々な角度の方のお話がきくことができ満足です。
  結局のところ補助金の付け方、使い方、この部分に見解の相違があるのではないでしょうか。会場の不満は「補助金がつかない」、この点では?さてここで問題はヤマハ「宝の山」なのか?財政上は「負債の山」では?もしかこの国策がこれを起こしたならば国のお金はここに回すことに必然的になるでしょうか。
  再生プランの狙いが非常によくわかりました。林業のベースづくりをすることの重要性に共感できました。
  所有・管理・施業の分業も問題点の指摘は共感します。分業するなら利権と責任を明確にすべきです。
  林業にルール等設けた場合(路網など)新たな林業を始める人は路面整備等を専門家に頼むことになるのか?=自分ではできない(お金がかかる)
  貴重な時間なのですからもっとパネラーや話題(農業代替防除資材やアナリスト素人さんの高尚な話は不要!的がぼやける時間の無駄!)を絞ってほしかった。梶山さんと中嶋さんの一騎打ちが(打ち合い)もっと聞きたかった。
  政策の論点にまでたどり着けなくて残念でした。
  議論を絞るべき。6人ものパネリストは必要なかったと思う。再生プラン、林業の再生を軸にした議論を深めてほしい。
  時間が少ない。司会は素晴らしかったが基調講演、事例発表で取り残した部分がカバーされていない。
  渋澤寿一氏のコーディネータは良かったと思います。パネラーの人数を絞ってフロアーからの発言をとった方が良かったと思います。梶山さんと中嶋さんとコーディネータだけで良かったと思います。

 
他にも30件のご意見がありましたが、内容が重複する等のため略させていただきます。
 
G全体のご感想をお寄せください     65
  梶山氏の意見の場が多かったですね。渋澤氏の進行役は上手ですね。〜と思ったら皆さん熱くて大分時間超過。一番大切な被災地のこと<オプションみたいになってしまいました。残念!身が入らないですよ>
  今の林業を色々な方法で改善されるさまざまな方の話を聞けて楽しかったが、その方法論と手段の流れでぶつかる部分も仕方ないか。だが、大-中林家と小-ボランティアで結合できるものならありがたい。
  供給側と需要側との接点が見いだせなかった。 接点が無いのであれば、供給側と需要側に分けて実施をしてもよかったのではないか。
  発表もパネルディスカッションも梶山さんと中嶋さんだけに絞ってほしかった。
  専門家の集まりで大変良い。期待以上だった
  日本の中にもっとこの日の議論をする必要がある。
  コンパクトにギュッと詰め込まれた内容の濃い企画でためになった
  質問タイムなど会場とのキャッチボールも聞いてみたかった
  林業のためのロボットの研究をしていますが、どのようなスペックにするべきか大きな課題となっています。今回、とても大きなヒントをいただいたと思っています。ありがとうございました。
  事例発表は必要なかった。(全体の論点との関連から)時間的制限があり詳しい内容が聞けない。基調講演のみでも良かったのでは?
  時間が短すぎる。半日くらいの時間がほしかった。
  「森は宝の山」というのが良くわかりました。「震災復興支援フォーラム」と銘打っていたのですが少しそういう面はカバーしきれなかったように思います。被災地でこのフォーラムの成果をどうやって活かしていくのか今後に期待します。(時間切れだったようですね…)
  ・中嶋氏の百姓(副業)プランと梶山氏専業化(効率)の共生が林業再生のカギ。また、日本の自然・地形・災害などと共生には、地域・場所の特性に応じて適応してゆくしかない。
  正反対のお二人でしたので、もっと時間を持つか、対談をしていただきたい。土佐の森方式の方がいいんじゃないか?という偏った雰囲気でしたので。
  講演の内容の濃さから見ると時間が短かった。全体的に時間をもっと取って質疑応答の時間を多く取ってほしい。資料を多く用意してくれたのは良かった。
  内容が網羅されていて自分自身今までの認識がとても甘かったことが分かった。悲観的業界を見ていたが、将来に希望が持てた。問題点が理解できた。大変有益でした。優先順位。
  全体的に少し時間不足でしたが、色々な意見が聞けて良かったです。東日本大震災の復興に関して林業を絡めた内容で、少しは触れてほしかったです。
  すべて登壇者の見方(の方向)が異なりそれが素晴らしい議論に繋がったと思います。タブーなしの議論でとてもよかったと思います。
  時間不足・提言と今回フォーラムの関係が??
  初めて参加させていただきましたが大変学ばせて頂きました。いい企画だったと思います。
  日本の山(森林)を工場や畑のように画一的に考えてはいけない。適材適所。
  時間をもっと取ってほしかった。地域による工夫が必要だと思いました。
  事例発表の人たちは今回のタイトルとは少し違う話のように思いました。
  林業再生プランにぜひ小規模自伐林業を切り捨てないような方向を。
  このようなシンポジュームが日本を変える起爆力になる必要があると思います。良い会合でした。
  みなが考え続けることが重要だと思う。
  発表者のつながり・人選に疑問を持ちましたが、私の本業と少し外れた専門の方々の話を聞けて参考になりました。
  議論に行きつかなくとも、後援者二人にとって大きな機会になったのではないでしょうか。
  ・時間がもう少し欲しい。・川下の話で、もう少し、材の利用・新しい利用について聞きたかった。
  多彩なスピーカーで聴き応えがあった。老婆心ながら懇親会はtoolateでは?
  論点がやや広がりすぎていてもどかしい部分はあったが参加してよかった、勉強になった。
  林業再生の総論的な話題はもう必要ない。現実問題として困っていること、ブレークスルーポイントをもっと具体的に論じる場を作り、成功事例のプレゼンの機会を提供すべき。
  時間が少なかった事。東北被災地、復興支援に対する対応案が見えてこなかった。
  東北の震災復興に向けた森林・林業のあり方の話も聞きたかった。
  中嶋氏のt林業再生に掛けるPassionに感服した。
  梶山さんと中嶋さんの対談と渋澤さんのインタビューみたいな形がききやすかったように思います。大規模と小規模の考え方を同じ議論の場に乗せていただいた企画は素晴らしかったと思います。
  どうして梶山さんと中嶋さんのガチンコに徹しなかったのでしょうか?渋澤さんの名コーディネートで3人で大変突っ込んだ話し合いになった気がするので残念です。
  運営は素晴らしかったと思います。進行は失敗ですね。お二人だけの議論にしてほしかった。
  林業を支援していこうという熱意が感じられた。
  消化不良。渋澤さんの進行はとてもよかった。時間が短かったのが残念。震災復興との関わりがあまり出てこなかった。
  とても勉強になりました。今後もっと勉強していきたいと思います。
  「林業の活性化」というテーマでこれだけの人が会場に集まるということは凄いことだと思います。理由は様々だと思いますがみんなで何とかしたいと考えている証なのだと感じます。「森林・林業再生プラン」はこれだけの人を集めた…最高の功績だと思います。
  非常に参考になり、刺激を受けました。
  少し時間が足りなかったと思います。もっと梶山さんと中嶋さんのお二人の直接の意見交換を聞きたかった。
  仕切りが悪い。時間の配分に工夫がいる。
  ちっと、この議論をするには荷が重い場だったのでは?
  あの事例発表は興ざめ、盛り下がった。他の場で(学会など)お願いしたかった。
  2人のパネルディスカッションに時間を割いて論点を明確にすべきだったが、これが欠如して不満でした。
  NPO法人の宣伝の場の様な気がした。・木村さんがゲストの話の途中で立ち上がるのがかなり違和感を感じた。確かに時間はないと思うが何とかならないものか。
  時間が少なかった。・基調講演のお二人だけでもわかりやすかったのでは。

 
他にも15件のご意見がありましたが、内容が重複する等のため略させていただきます。
 
H我が国林業の再生についてご提案があればお書きください     55
  森林所有者が意欲を持てるような方向性を示してもらいたい。 中嶋氏の土佐の森方式は、地域活性化にもつながる可能性が感じられる。
  薪炭林への再生は検討に値しないのか。
  個人事業として成り立つ農業、林業、漁業がいい。→工場で働く人ではなく自営業を育てる。 全国津々浦々で働けることが大切→雇用確保、都市集中を避ける。
  地方によって異なる事情が日本は特に多いそれを考慮したい。各地方にバージョンをたくさん作って山が間伐されよくなるように奥山の不採算林への対策を示してほしい。今年から進めるのは(再生プランを)あまりにも早急、浸透しない。
  林業再生について考える端緒となりました。
  勉強する機会、啓蒙する機会を作らねば。知らないままの人がほとんど。危機感もない、何も考えない。今日はお聞きしてよかったです。
  農業・水産業と同列で地域の基幹産業であり、個々に経営していては効率性や持続性が望めない。原料・製品・副産物・エネルギー等ユーテりティ等を共有あるいはカスケード利用できるような産業連携が必要。近い将来停滞が予想される都市型産業、GDP野低下、さらには高齢化に対応するため等地域産業経済が望まれる。
  林業の循環的にビジネスとして成立するようなサイクリックな仕組みが必要。植林→伐採→エネルギー・バイオマス/建材/薬品/biochar→農業→生産性向上→植林
  再生力があることが分かり安心
  川上・川下から両方からすすめてほしい
  デザイナーなのでどう木材を使うか、どう無関心層をキッチーに巻き込むかを課題としています。
  中嶋氏のような人意見を持つ方も政府(内閣)にいれば良いと思う。
  林業が若者にとってあこがれの職業になることは、今のメディアの表面的な報道だけでは生活かつ適切に伝わりません。ぜひ、中嶋さんや鳥本さん(塚本さん)のような実務者の現場の声をそのまま一般の人、専門家が共有できるようにしてい行くべきだと思います。江戸時代に戻れとは言いませんが、一本の木を大きく育て、ほとんど捨てるところのないほど徹底的に使い切るということを貫いていかないといけないと思います。石油製品や陶磁器など清算にエネルギーを大量に必要とし、廃棄するのに環境負荷が膨大にかかるものの代わりに木を使う。どんどん木に置き換えてゆくことです。
  森林→製材→流通→利用マーケティング(建築・バイオマス)・日本ではフォレスターという個人ですべてを行うのは難しいし、育成+経験で経験の場がない。.当面は法人・企業・行政などが上記を行うのが良い。
  それが分かればこちらが聞きたい…。
  もっとマスコミを利用し、PRは絶対必要。
  財源が無いとできない。補助金ジャブジャブはモラルハザードを起こす。
  原発分をバイオマスに変えること。
  材木の価格に地域差があります。(これまでの税金投入額も)価格が低ければ山は動きません。(受け入れ先)これから流通量を増加させるためにもせっかくの税金なので(森林面積で振り分けていますよね)山を活性化するためにも集約化しなければ出さないではなく都道府県で自由に使うよう願います。
  梶山さんの話を聞いていると、ますます日本の山が心配になった。この人は山仕事したことあるのですか?
  地域と結びついた地域再生としての林業を基とすべき
  山を手入れするために、民間役務性(パブリックサービス)を新設して社会奉仕のシステムでもつくらない限り、全国ベースで手入れすることはできない。
  職業(専門技術者)としての人材育成と林業関係者と都市住民の交流(いろんな人が山に関わる)補助金からの脱却(ゆくゆくは)
  森林・林業再生プランの実行を一時凍結い、もう少し「森林のあり方」と「役割」について国民と専門家で議論すべき。専門的人材は必要。
  川上と川下のギャップを感じる。たとえば言葉ひとつをとっても相。川上で平気で使う「小口」という言葉は、川下でどのくらい通じるか・・。まず、外国人同士のようなこのような言葉の問題を解決するのも林業再生の一役になると思う。本当に同じ日本人同士なのに遠い世界の様に感じてしまう。
  地域で生まれた材は地域で消費するシステムの確立。わが子の学習机を買う時に少なくても地元材を使ったものが普通に選択肢の一つとしてあるようでないと。
  ・集約化のための法律、土地所有権、借地化or施業委託・内材の安価は品質が原因流通の改善も必要・生産林と奥山の保全林の区別をする
  農業に関連して渋澤さんが言っていたように林業と産業と山村文化とのバランスの中で利益を生んでいけるようなものになるといいと思う。
  ・林業に関わる人がライフワークとしての具体例を広めること。・国産資源の森林と木質バイオマスで(木材50%自給エネルギ50%自給)を国策及び地域主権のバランスの上で進めるビジョンを作る。最優先で。
  大規模ができるところでは大規模に、小規模にできるところは〜。適地適施業があると思う。
  大規模集約化を目指す国策は、産業を立て直すという意味で正しいと思う。起こる問題に都度対応することができれば良い。
  ヨーロッパと日本は違う。
  1960年代に伐採が進んだとの説明であるが、その当時は、内装用の需要があったので、その部分は高価格で売れた。よって原木も高価格が実現できたが、現在は内装用の需要が細くなり、構造用のみの需要になっているので、原木に対する高価格も実現しにくい。大径僕もそれほど必要とされていないと思うが、安いコストで製材工場が買えるようにすることが重要であると思う。
  産業としての林業(農業)と暮らしとしての小規模林業(農業)の共存を目指していけばよいのではないでしょうか。
  もはや一産業の再生のみの発想ではやれないと思う。しかしそれは専門性が要らないということではないはず。その辺の整理が改めてできるといい。
  多くの人が森林に関心を持つこと、関わることが重要だと思います。その意味で多くのNPOの活動は重要だと思います。様々な議論をポジティブな方向に向けていくことが大事でしょう。あと林野庁の改革。人材の育成と科学的知見の蓄積。
  人材育成はKeypointと思うが、行政主導では利権の温床にならないか。NPOの力を積極的に利用し、行政に林業機械の改革など個人でできないルールを作ったほうがいいと思う。
  農業エネルギー事業との兼業林業を政策対象に位置付けるべき。
  色々な林業振興策があって良い。自伐林家の活動を全国国するにはどうすればよいかを考える必要。
  まずは大きなシステムを作り、地域や規模に応じた施業を行うことが必要なのかなと思います(勉強不足ですが)
  森林施業により生まれる数々の恩恵は外部経済として取り扱われていますが、これが対価として扱われる日が来ることを望みます。林業、やっぱりマーケットという視点がこれから大事になってくると思います。需要供給のバランスが持続的に続く手段がとても大事なのではないでしょうか。住宅の着工数は100戸台には戻りません。
  開かれた話し合いの場がもっと必要なのではないか?海外の例も参考にするのもいいが、どこまで日本の地形や施業スタイルと合わせられるのか、考えていかなければならないと思う。
  高密度路網は必ずしも必要ではないのでは?ヘリコプターによる空中搬出はコスト高ですが、搬出計画を立て、一度に大量に搬出できるようにする、防災・救急・警察・マスコミなどでヘリコプターを複数共有し、民間に運用させるなどで、コストは下げられると思います。私自身は山で木を伐るところから始めたいと思います。
  梶山氏プランと中嶋氏の取り組みが矛盾しないような取り組みを
  地域性を良く考えて進めてほしい。。北海道と本州はすべて違う。本州でも太平洋側と日本海側は全く違う。フォレスターに求められる知識経験も自ずから異なる。金太郎飴はもうダメです。その為に全国に20以上の大学に林学科があって昔はフォレスターを育てていたのです!
  再生プランもフレキシブルな政策になるとよい。
  梶山さんの仰った人材の育成と中嶋さんの仰っていた副業の方も制度に取り組んでいくことが大事かと思いました。
  国産材利用拡大の方法論をもっと議論し、政策に具体的に反映するロードマップがほしい。

 
他にも7件のご意見がありましたが、内容が重複する等のため略させていただきます。
 
I今後、農都地域部会が企画する勉強会、部会運営等についてご提案があればお書きください 26
  現地視察ができるとリアルですね。伐採しているところ見たいです。→子供が見るとよいですね。漁業、農業、林業カリキュラムに入れたいですね。教室の中の学習ではダメでしょう。
  この仕切り直しをぜひして欲しい。
  ノスタルジックな山村再生ではなく、将来都市部からの人口環流を受け入れられる地域社会を早く創出することが必要。材料・バイオマスに限定しないで、持続性・循環型を指向した地域社会産業構造作りが必要と思う。
  スノーボーダーやスキーヤーゴルファーと音楽を絡めたイベントとデザイナーによる木製部ランディングをやりたいと思っています。販路拡販を支援ください。
  林産学を学んだものとして興味を持っています。不動産業としてできることは何なのか。
  森林組合が問題の様な気がする。これにメスを入れる為にも森林組合の現状をさらに分析・調査する必要あり。
  もっと「理論と実践」を中心とした勉強会にすべき。思想色がつよすぎる。
  夜の開催ならもう少し交通の便のいいところ(駅から近いところ)で開催してもらえると助かります。
  フォーラムのプランニング、設計が悪すぎる。
  地産地消エネルギーの実現課題とし、薪・ペレットの段階にとどまらず木材質のガス化、コジェネ利用の実態、失敗例を含めた実現への道を討議して欲しい。
  経済性とAvailableな樹種の品質(用途に対する)の優位性、劣位性を考えることが肝要と思う。
  山間部に大規模製材所を建設し、中規模のバイオマス発電所、大型商業施設を併設する。あるいは大学施設、学生寮を併設するなど、郊外に作られる施設を一本化させる。震災対策としては、岩手県住田町の仮設住宅を模倣し、海外マスコミへアピールし、日本の京都議定書への一定の成果とする。
  ぜひ、中嶋さんと梶山さんだけこの対話のセミナーを開催すべきです。それに「バイオマス利用や発電」が広げられるのかを含めると、中嶋、梶山両氏の道筋が分かると考えます。
  震災後の支援フォーラム3は被災地復興ニュービジネスでやってほしい。
  この続きを企画するとよい。中央政策と地域実践の間を埋める論議として。
  今日はじめて農都部会の行事に参加しました。漁業関係の勉強会があればぜひ参加したいです。200名以上を巻き込むイベントは準備する側も大変だったかと思います。スタッフの皆様お疲れさまでいた。

 
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